1234Hz ラジオ天満橋 復刻版

10年振りの放送再開です。やっぱりここやね!(^_^)

京大数理解析研究所の功績🧮

先日の『NHKスペシャル』で放送された「数学者は宇宙をつなげるか? abc予想証明をめぐる数奇な物語」は大変見応えのある内容でした。(^。^)

ご承知のとおり、人類史上稀に見る難問とされる「abc予想の証明」を京大数理解析研究所の望月教授が世界で初めて成し遂げた功績が話題の中心です。(^-^)

abc予想とは、簡略化すると、「a+b=cが成り立つ自然数a, b, cに対して、abcの積の素因数を考えると、数(a, b, c)はいくつかの組み合わせしか存在しない」という説なのですが、これを証明するために、望月教授は、これまでの数学にない全く新たなアプローチをされたそうです。( ^_^)/~~~

詳しくは、下記情報に譲りますが、番組を見ていて思ったのは、自然数素数に関する証明とは、京大数学が好みそうな話題だな、と。!(◎_◎;)

もちろん、受験数学レベルですから、望月理論が出題される訳はないですが、部分的に切り出したような設問が出ないとも限らない。(^。^)

楽しみになって来ましたね。( ^_^)/~~~

 

NHKホームページ

https://s.rbbtoday.com/article/2022/04/10/197578.html

10日21時から放送の『NHKスペシャル』(NHK総合)は、「数学者は宇宙をつなげるか? abc予想証明をめぐる数奇な物語」。

 2020年4月、“abc予想”と呼ばれる数学の超難問を日本人が証明したというニュースが報じられた。京都大学数理解析研究所望月新一教授の長編論文「宇宙際タイヒミューラー理論」が、8年にわたる査読を終え、専門誌への掲載が決まったのだ。だが、数学界で、前代未聞の事態が起きているという。「望月の証明は理解できない」「いや証明は絶対に正しい」という、激しい議論が続いている。

 一つ一つ論理を積み上げていけば、誰もが同じ答えにたどり着くはずの数学の世界で、なぜ主張が真っ向から対立しているのか?番組では、“abc予想”の証明に用いられた「宇宙際タイヒミューラー理論」の構築の過程と発表後の激論をたどり、事態の背景を追う。2000年以上にわたって積み上げられてきた「数学の常識」を、いわば打ち破ろうとする望月理論の不思議な世界が、VFXを駆使して描かれる。

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