世に役立つ学問とは、、、
京大文学部へ挑む、と高い志を立てましたが、受験はテクニックである以上、極力、効率的にこなすこととして、合格後の学問について考えてみたいと思います。(^。^)
先述しましたが、私は京大工学部の出身ですので、工学の流儀が身に染みており、すなわち、「世に役立つこと」を第一議に考えています。(^-^)
これを文学の世界に置き換えてみると、いったいどのような研究テーマがあるでしょうか?( ; _ ; )/~~~
文学屋さんからは「文学は功利主義には馴染まない」と即答が返って来そうな気がしますが、そんなことは分かってる。(^_^)
文学で家を建てろと言っているのではなく、「世に役立つ研究を進めたい」と望んでいるのです。m(._.)m
例えば、「日本人とは何か」
四方を海に囲まれ、歴史上の侵略の危機は幾たびかあったものの、一度も植民地になったことがない国である日本、、、大陸からの影響は受けつつも独自の文化を築いて来ましたが、敗戦後の欧米文化流入や昨今のインターネット社会を経て、それでも、なお、現在の日本人に残る「日本人らしさ」とは何か、を研究してみたい気がしますね。( ; _ ; )/~~~
うまくいけば、社会的サービスや商品開発などのマーケティングに活かせるかもしれません。
こう言うと、また「功利主義」と揶揄されそうですが、言わせとけ、言わせとけ!
こちとら、定年退職後の隠居の身(のはず)、、、守るべきものは一切ないからこそ、安穏とした文学研究とは一線を画した思い切った研究を手掛けてみたいと思うのです。ハイ!( ^_^)/~~~
京大現代文で読解力を鍛える!
「京大現代文で読解力を鍛える」、、、ほんとにそんなタイトルの傑作です。(^。^)
行きつけのブックオフで、そのタイトルに惹かれて、何気なく手に取った本、、、買って帰り一読してビックリたまげた!(^-^)
単なる受験参考書ではなく、むしろ受験の試験問題を題材に普遍的な文学論議を指し示してくれる、そんな良書です。(^_^)
二、三問、読み解きましたが、確かに、出題された文章は難解で設問もレベルが高い!( ; _ ; )/~~~
けれど、解説を読んで正解を知ると、だいたい馬関が考えていたことに近い!!(◎_◎;)
これって歳のせい?
特に、要約せよ的な問題は、出題された文章に答えが含まれているだけに、サービス問題と言ってもよいレベル、、、m(._.)m
いやはや、京大の現代文は、いただき!かも??(^^)/~~~
競争率3倍、ジャンケンなら?
国公立大学の二次試験、出願状況の最終データが新聞に掲載されました。(^。^)
我が京都大学文学部は、競争率「3倍」となっています。(^-^)
共通テストでもそこそこ得点できた出願者が多いと思いますが、中には、二次試験での逆転合格を狙う人も居ることでしょう。(^_^)
いずれにしても、京都大学レベルとなれば、おそらく受験者の誰が合格してもおかしくない激戦でしょう。( ; _ ; )/~~~
荒っぽく言えば、三人でジャンケンした場合と同じ、、、つまり、文字通り、三分の一の確率で合格する、ということです。(^。^)
つまらない話に聞こえると思いますが、京大文学部の競争率が「3倍」という事実は、ある程度の実力を付けておけば、合格は叶わない夢ではないと言いたいのです。(^-^)
もしも、競争率が「5倍」「8倍」となれば、五人や八人で競うジャンケンに置き換えても、これはもう勝ち抜く自信はないでしょうが、「3倍」なら、「三人の勝ち抜き、いけるかも!」となりませんか?( ^_^)/~~~
要は、ジャンケンの参加権、一定水準の学力をつけること、これに尽きますね。m(__)m
共通テスト、日本史もダメ!
共通テスト(1/15実施分)の「日本史B」に挑戦してみました。
結果は100点満点中の66点、、、国語に次いで惨敗でした。
写真のとおり、古代から中世にかけて出題された前半部分の失点が多いことから、この40年ほどの間に、日本史の要点をだいぶん忘れているということが分かります。
逆に近世や近現代にかけては、社会人になってからも歴史小説やドラマ、テレビの特集番組などで見聞きしているせいか、何とか得点できていますね。
まぁ、何にも準備せずに、六割以上正解できたということを、安心材料と解するか否かですが、直前のひと月くらいで詰め込めば、何とかなりそうな気もします。
問題内容について感想を言えば、ふんだんに歴史資料を使用しており、また、単に史実を知っているだけでは回答できない工夫も見られる点では、良問揃いだと思います。
ただ、太郎くんと花子さんの掛け合いのような形式が続くのは、少々くどいような、、、また、掲載の資料を見りゃ誰でも分かるような設問もあり、サービス問題とはいえ、学力を測る趣旨から言えば、改良が望ましいですね。
最後の設問に「小泉純一郎首相」が出て来たのには驚きました。まだお元気でいらっしゃるだけに、歴史上の人物と呼ぶには失礼かと思いましたが。
共通テスト、国語惨敗!
遅ればせながら、共通テストの「国語」に挑んでみました。(^。^)
本番の試験時間である1時間20分を大きく上回る2時間をかけて解答したものの、結果は136点/200点と惨敗、、、m(_ _)m
これでは、京大二次試験に課される国語の難解な問題には歯が立ちませんね。( ; _ ; )/~~~
写真のとおり、採点結果を見ると「古文」で大きく失点しています。(^-^)
ちなみに、今回の古文の問題は、鎌倉時代の後深草院(注)と異母妹にあたる前斎宮の皇女をめぐる恋慕の出来事を、後世の史書「増鏡」と、後深草院に仕えた女官の二条の筆による「問わずがたり」という二つの書物を並列しての設問で、非常にユニークな構成でした。(^_^)
そう言えば、現代文も二つの異なる出典の文章を並べており、漢文は序文と詩から成っていましたね。最近の国語問題の特徴かもしれません。(^。^)
いずれにしても、現在の国語読解力では、まだまだ水準に達していないことが分かりました。( ; _ ; )/~~~
さしあたって、「古文」について、参考書を楽しみながら読むことで、古語に慣れ親しんでいきたいと思います。( ^_^)/~~~
(注)「後深草天皇」
後嵯峨天皇の皇子で、北朝(持明院統)かつ今日の皇室の祖。父母が自身より弟の亀山天皇を寵愛し治天の君としたことに不満を抱き、やがて後深草系の北朝(持明院統)と亀山系の南朝(大覚寺統)による対立が生じる端緒となった。
京大界隈も雪化粧☃️
京都市内は、昨晩あたりから数年ぶりのまとまった雪が降ったようですね。(^。^)
今日の積雪は京都市内で14cmに達したとか、、、ニュースでは、銀閣寺の雪景色が流れていましたが、この分じゃあ、京大も同様に雪が積もっていることでしょう。
ま、雪化粧の時計台あたりも風情があっていいもんです。(^-^)
私が在学中にも、何度か積雪がありましたね。
ある雪の日は、夜更けに友達が私の下宿先までやって来て、「おまえから借りてた鍋を返しに来たから、今から鶏鍋で一杯やろう。酒も持参した。」と勝手極まりないセリフ。
もちろん、二つ返事のイエッサー、大歓迎で、他にも友達を呼び出して、鶏鍋をつつきながらの大宴会となりました。(^_^)
もう一つの思い出は、卒業を控えた四回生の冬、円山公園の脇に並ぶ料亭の座敷で宴会を楽しんでいたら、中庭にはらはらと牡丹雪が舞い始めました。( ; _ ; )/~~~
誰からともなく、♬我は湖の子〜、流離いの〜♬、、、「琵琶湖周航の歌」を口ずさみ、やがて大合唱となりました。(^。^)
あの年の春、時計台のもとから、散り散りに世の中に羽ばたいていった仲間たちも、そろそろ定年退職、リタイアという信号が点り始めた頃でしょう。(^-^)
社長や役員に昇り詰めるもよし、再就職してのんびり過ごすもよし、、、いろんな人生があって然りです。(^_^)
馬関は、再び時計台へ、、、京大文学部へ挑む!、、、そんな人生があってもいいと思うのです。( ^_^)/~~~
憧れこそ、生きる原動力!
あこがれ、、、現代では「憧れ」とも書き、「理想とする物事に強く心が引かれること」の意に解されます。(^。^)
古来、和泉式部の和歌に、「物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞみる」とありますが、訳としては、「あなたが恋しくて思い悩んでいると、沢に飛んでいる蛍も、自分の身体からさ迷い出てきた魂なんじゃないかと思うわ」となるそうです。( ; _ ; )/~~~
和泉式部と言えば、恋多き女として有名ですが、これは、最初の夫・藤原保昌を想って詠んだ歌だとされています。(^。^)
この藤原保昌との恋は、祇園祭の山鉾「保昌山」として具現化されています。(^-^)
また、夏の蛍を恋と絡めて詠んだ歌は他にも幾つか残されています。
「音もせで思ひにもゆるほたるこそ鳴く虫よりもあはれなりけれ」(源重之)
というわけで、憧れ、ですが、タイトルのとおり、「憧れこそ、生きる原動力!」と強く感じるこの頃です。(^_^)
京大文学部に再入学したいという憧れ、、、それは「欲望」に近いのかもしれませんね。( ^_^)/~~~